『倉木麻衣さんへの掲示板』より




『サンデー・ミュージック・マーケット』 投稿者:デリデリ 2000/07/16(Sun) 13:21 No.3289

 みなさん、遅くなりましたが、先週の日曜日に放送された倉木さんのコメントの文字起こしができました。倉木さん、FM802さん、申し訳ないのですが、ここに載せさせてください。ごめんなさい。
 ということで、内容は、倉木さんが語る『delicious way』の全曲紹介です。
 では、どうぞ。

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 7月9日(日)午前7時〜12時
 『サンデー・ミュージック・マーケット』
 FM802(80.2)より
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(ちょっと力強い声で)
『サンデー・ミュージック・マーケット』をお聴きのみなさん、おはようございます。倉木麻衣です。
え、私のファーストアルバム『delicious way』は、もう聴いていただけたでしょうか。
このアルバムにはR&B、ソウル、ダンス、ヒップホップ、ポップスとさまざまなアプローチの曲が収録されていますが、えー、今日は、私なりに、1曲ずつ紹介していきたいと思います。

(トラック1『Delicious Way』が一部流れる)

まず1曲目は、アルバムタイトルナンバーです。え、この曲は、夏の爽快な空気をいっぱい吸い込んだような気分で歌った曲で、波のしぶきがキラキラ輝くようなフレーバーをエッセンスにした仕上がりになっています。ポジティブな気持ちでいれば、きっと素敵な明日が待ってるよ、という思いを込めたタイトルが、デリシャス・ウェイです。

(トラック2『Love, Day After Tomorrow』が一部流れる)

2曲目に絶妙のタイミングで、登場するのは私のデビューシングル曲です。この曲を通して初めてみなさんと会えたんだなって思うと、胸がいっぱいになってしまいます。いつまでも、いつまでも、みなさんと一緒に大切にしていきたい1曲です。ラヴ・デイ・アフター・トゥモロー。

(トラック3『Secert of my heart』が一部流れる)

次は私のサードシングルです。初めていただいた曲を聴いた時に、春、っていうイメージが浮かんで、出会いや別れの季節でもあるこの時期に、私なりの旅立ちを意味する詩を書いたものです。メロディラインを包み込むように、空気感を大切に歌ったメロウなナンバーです。タイトルはシークレット・オブ・マイ・ハート。

(トラック4『Stepping ∞ Out』が一部流れる)

この時間は、私倉木麻衣が、ファーストアルバム、デリシャス・ウェイを紹介しています。4曲目に収録されたナンバー、ステッピング・アウトは、私の全米デビュー曲デイビー・アイ・ライクでおなじみのヨーコ・ブラック・ストーンさんからこのアルバムのために書き下ろしていただいた曲です。ヒップホップフレーバー満載のリズムトラックが心地よくて、私自身が魔法を、かけられたような気分になってしまいました。

(トラック5『Baby Tonight−You&Me−』が一部流れる)

5曲目のベイビー・トゥナイトは、メディアムスローチューンで少し大人っぽく(←少し笑い声)、えー、ソフトに歌った曲です。浅い眠りから深い眠りに、こう、運んでくれるようなリズムがとても気に入っています。

(トラック6『Can't get enough−gimme your love−』が一部流れる)

6曲目に収録されたナンバーは、ヨーコ・ブラック・ストーンさんの代表曲を日本語でカバーさせていただいたものです。このレコーディング中に初めてヨーコさんとお会いできたことも感激でしたが、キャン・ゲット・イナフは、音楽を通して、私なりにリスペクトした曲でもあります。

(トラック7『NEVER GONNA GIVE YOU UP』が一部流れる)

次は、私の最新シングルです。ボストンのサイバーサウンドチームと共同製作を行った曲で、乗りのよさもあって、あっと言う間に、あのーレコーディングが終わった感じがした曲でした。ラップをいれた時は、ボストンで初めてレコーディングした時の懐かしさと楽しさを思い出してしまいました。からだ全体でクールなリズムトラックを感じて下さい。ネバー・ゴナ・ギブ・ユー・アップ。

(トラック8『Stay by my side』が一部流れる)

この時間は、私倉木麻衣が、ファーストアルバム、デリシャス・ウェイを紹介しています。8曲目は私のセカンドシングルです。ラブソングっていう意味だけじゃなくて、そばにいてくれる大切な人のために、今できることを精一杯、頑張ろうという気持ちを込めた曲です。そんな思いのせいか、徐々に感情がこもっていくボーカルと多彩なコーラスワークも聴いてみて下さい。ステイ・バイ・マイ・サイド。

(トラック9『Everything's All Right』が一部流れる)

9曲目は、デビュー前にレコーディングで行ったボストンで詩を書いたナンバーです。え、弾むようなリズムトラックと、どこか切なく感じるメロディラインのバランスがとても好きな1曲です。タイトルは、エブリシングス・オー・ライト。

(トラック10『happy days』が一部流れる)

10曲目は、とても個人的な思いを書いた曲で、えっと、レコーディング中はいろいろなことを思っていました。あとで後悔することがないように、素直に気持ちをぶつけあえることや、自分以上に心の痛みをわかってくれたり、黙ってそばにいてくれる優しさを教えてくれたのは友達でした。大切な友達とのハッピーデイズを思いながら聴いて下さい。

(トラック11『君との時間』が一部流れる)

ラストを飾るバラードは、初めての日本語タイトルでもあります。ゴスペルのテイストを入れた新鮮な響きと優しさをお届けしたかったナンバーで、スピリチュアルな雰囲気を大切にした1曲です。君との時間。

この時間は、私倉木麻衣のファーストアルバム、デリシャス・ウェイを全曲紹介しました。それでは、このアルバムから最後に1曲聴いて下さい。タイトルナンバー、デリシャス・ウェイ。

(トラック1『Delicious Way』が最後まで流れる)

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と、以上、結構長いものだったんだなぁ、と聴き返してみて改めて思いました。
『Love, Day After Tomorrow』のところのコメントは、僕らも大切にしたいなぁ、と思った日曜日でした。



 


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