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>黒砂糖さん
大作レポの第2部をありがとうございます。
>個人的な麻衣さんライブ最大のハイライト、座って聴くバラードパートですが、このパート、これまでの麻衣さんライブの歴史の中で、最高の充実度だったのではと思います。
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>07. Missing You・・・ニューアルバムから新曲ですが、この曲は、アルバムとは全く異なるアレンジで歌われたのが、まずは、サプライズでしたし、素晴らしかったですね〜。まず、大楠さんのピアノと、中園亜美さんのテナーサックスだけで、ジャジーな演奏が展開されます。今までの麻衣さんライブにはなかったテイストで、先ず、ここで、「おお〜♪」みたいな(笑)。そして、麻衣さんが登場して、曲の前半は、大楠さんの、シンプルで、麻衣さんの歌の呼吸を知り尽くした、ピアノの伴奏だけをバックにしての歌唱で、歌声の魅力がいきなり全開で、絶美でしたね〜。。。曲の後半で、中園さんのサックスも加わって、アルバムとは全く異なるアレンジで、美しく曲を締めくくってくださいましたね〜♪
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アルバムの新曲は突出した曲はない代わりにそれぞれ個性があって、それぞれの良さがあると第一部で書いたと思いますが、強いて言えばこの曲が私の1番の気に入りです。
ライブでのアレンジは確かにCDとは印象が異なりましたが、違和感や不協和感はなく、座ってじっくり聴いて大満足でした。
>08. 冷たい海・・・そして次は、東名阪のスペシャルバージョンとして、名曲「冷たい海」を、弦楽四重奏だけの伴奏で、歌ってくださいました♪ この曲は、シンフォニックライブの時にも、大きな聴き所だった曲で、その時には、ゴージャスなピアノの前奏もあり、フルオーケストラの伴奏で歌われたシンフォニックライブ屈指の聴き所だった曲でしたが、今回は、シンプルでいて奥深い、弦楽四重奏とのコラボ、こちらも本当に素晴らしかったです。麻衣さんは、この曲で、シンフォニックライブを何度も経験されたことで身に着けられた、シンフォニックモードの発声に、見事に切り替えて、見事に歌いきってましたね〜。この曲のオリジナルは、セカンドアルバムに収録されていますが、それももちろん、美しいですが、20年の月日を、少しずつ、たくさんのライブを重ねて、しっかりと進化されて、随分と凄いところまで来てるな〜みたいに、個人的には感じました♪
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黒砂糖さんが書いているように、今回のこの曲は必然的にシンフォニックライブを想起させます。
シンフォニックライブは今後も継続してほしい、麻衣さんのライブ活動の大切な要素であると思っているので、このような形でこの曲を20周年ライブのファイナルで採用してくれたことに大きな嬉しさを感じました。
>09. Tonight, I feel close to you・・・そして次は、これも、ハイライトとしか言い様がない、この曲でした。麻衣さんのMCに導かれて、なんと、麻衣ミュージック、麻衣メロディの美しい「本流」、大野愛果さんが、ゲストで登場されました。自分は、名古屋でそのサプライズな感じを体験していたのですが、国フォで初めて、その感じを体験される方もたくさんいらっしゃると見えて、会場は、サプライズなどよめきで満たされましたよね〜♪前の曲の、大楠さんのピアノの音色とは、同じエレピを弾いても違うのが、面白いな〜と思いつつ、そんな大野さんの弾くクリスタルな感じのピアノとふわっとした歌声、それが、麻衣さんのワンアンドオンリーの歌声と溶け合って、ため息がでるくらいに美しかったですね〜。。。見ていると、曲の途中で、パートを大野さんに渡す時の麻衣さんの感じだとか、大野さんに対するリスペクトがよく伝わってくるような気がしました。曲の後半は、弦楽四重奏の方のハーモニーが、音楽の土台になってくれて、まだ終わらないで〜と思う中、美しく曲が締めくくられました。。。たった1曲だけなのは本当にモッタイナイと思いましたが、ステージを後にする大野さんに、麻衣さん、「これからも美しいメロディを、たくさん、よろしくお願いします」みたいなことを伝えていましたが、会場のファンの気持ちも、全くその通りだったのではと思います。ちなみに、大野さん、舞台の袖に向かう時に、軽くコケそうになっていましたね(笑)。
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大野さんがゲストとして登場し、麻衣さんとデュエットするのは企画としてすばらしく、会場のほとんどの人がすごく盛り上がったと思います。
私はこの曲は大好きなので、採用してくれたことに対する嬉しさは大きかったです。
会場全体の肯定的な盛り上がりを体感する楽しさもありました。
ただし、私はこの曲は孫燕姿さんとのデュエットが大好きだったので、大野さんとのデュエットは、小さいけれど、ゼロではない違和感を感じてしまいました。
>10. あなたがいるから・・・そして、国フォ限定で、この曲が加わりました。大震災の後に作ってくださった、心揺さぶられるチャリティソングです。この曲を聴くと、ホントに、当時のことを思い出しますよね。。。久しぶりに聴くことができて、泣きそうになりました。。。今回は、西川悟平さんというピアニストがゲストで登場してくださいました。この方は、難病でピアノを弾けなくなってしまったにもかかわらず、不断の努力とリハビリで、なんと、7本の指だけを使った演奏法を習得されたピアニストだということ。すごく存在感のある、重々しい音色の和音がとても印象的で、伴奏としてよりも、むしろ、ソロで聴いたみたいな〜という、個人的な印象でした。
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08〜10は麻衣さんのさまざまな側面(シンフォニック、デュエット、災害被害者への思いやり)をゲストとともに名曲に乗せて伝えるという感じで、企画・構成としては最高でした。
>11. happy days・・・続いて、麻衣さんのMCで、リクエストの多い、初期の曲であるということ、そして、なんと会場に、この曲のモデルになったお友達が、今回も、来てくださっているとのこと♪ そんな特別なシチュエーションの中、この色あせることのない瑞々しい名曲を、大賀さんと増崎さんという二人の素晴らしいギタリストの、それぞれのアコースティックギターの伴奏で、美しい麻衣ボイスで歌ってくださいました♪ この曲では、12弦ギターを持った大賀さんはバッキングに徹していて、増崎さんのスリリングで深みのあるギターソロも、素晴らしい聴き所でした。
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この曲は麻衣さんの全曲中のトップ5に入る曲なので聴く喜びが大きかったです。
この曲のモデルになったお友達が今回来ているとアナウンスしてくれたことでさらに気持ちが盛り上がりました。
>12. Be Proud 〜we make new history〜・・・そして、このパートの最後は、アルバム『Smile』の中で、独特の光を放っていて個人的にメチャメチャ大好きな、この曲でした。曲の前半は、大楠さんのピアノの伴奏だけで歌った、これも、アルバムバージョンとは全くアレンジの異なる純粋なアコースティックアレンジで、途中から、他の楽器と、そしてマーナちゃんのコーラスが加わる感じ、今回の実に素晴らしい座って聴くバラードコーナーのラストを飾るに相応しい、実に美しい1曲でしたね。。。♪
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この曲をパラードコーナーの最後の位置づけにしたのは意外でしたが、古い曲と新しい曲のバランスのとり方としてはちょうどよかったと思います。
個人的な好みからしても、曲自体は麻衣さん全曲中の真ん中よりは上位なので締めくくりとして満足でした。(とはいえ、他の曲が ”大好き曲” のオンパレードだったので、正直に言うとここまでの12曲中では11位です。)
本題から離れますが、私はこの曲は女性向けの曲であるという印象がかなり強いです。タイアップとしては日本ユニシス創立60周年記念ソングなので、WE ARE HAPPY WOMENのように決定的に女性向けということではないのでしょうが。。。
黒砂糖さんはこの点に関してはどう思いますか?
今回もここまでで多少辛口なことも書きましたが、黒砂糖さんが07の前に書いている 『 座って聴くバラードパートですが、このパート、これまでの麻衣さんライブの歴史の中で、最高の充実度だったのではと思います。』には完全に同意です。私はこの時点で今回のライブが10周年、15周年ライブより明らかに素晴らしいという気持ちになっていました。
>麻衣さんが、一旦舞台の袖へと下がって、続いて会場には、コナン君の元気一杯の声が響きました。ここからの3曲は、コナンがらみで麻衣さんファンになった方には、まさにお待ちかねのコナン君コーナーです♪ 会場は、大いに沸いていましたね♪
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>麻衣さんとコナンの長い歴史が紹介されて、麻衣さんが声優にチャレンジされた時の映像なんかもスクリーンに流されました。さらに、歴代の『名探偵コナン』のオープニング映像がメドレー形式で流されましたが、改めて、名曲揃いですよね〜♪
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>13. Time after time 〜花舞う街で〜・・・そして、バンドと麻衣さんが登場して、コナン君パートの始まりです。ギネスに載るくらいに沢山の楽曲があって、それだけで一つのライブのセトリが組めるくらいですが、今回はその中から、いわゆる「京都三部作」でまとめてくるという、凄く説得力のある選曲でした。しかも、その3曲が全てバラードなので、基本、このコナン君パートも、大きな流れでは「座って聴くバラードコーナー」の延長で、座ってゆっくり、ゆったりと、美しい音楽と歌声に身も心も浸すことができて、最高でしたね〜♪ コナン君のアニメ映像がスクリーンに流れる中、まずは、この、和のテイスト満開の超名曲、相変わらず、切なく美しく、心にしみ込んできましたね〜。。。今ツアーのペンライトに、ピンク色の光がないのだけは、残念でした。
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>14. 渡月橋 〜君 想ふ〜・・・続いて、大ヒットの記憶も新しい、これも、和のテイストと、京都の季節感一杯の、この曲が続きました。会場には、色んな色の、でも、赤い色が一番多かったですが、ペンライトの光が、麻衣さんの歌声に合わせて揺れていて、綺麗でしたよね〜♪ きっと、少なくない数の会場のファンの方々が、一番楽しみにしていたのがこの曲だったのではみたいなことを思いながら、ペンライトを振りながら浸りました。
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>15. きみと恋のままで終われない いつも夢のままじゃいられない・・・そして、コナン君パートのラストは、麻衣さんが声優に初チャレンジしてくださったコナン君スペシャルの主題歌にして、「京都三部作」の三作目、いわゆる「君恋いつ夢」で締めくくられました。渡月橋〜清水寺と、具体的な京都の名所が織り込まれた名曲が続いて、これからももっともっと、麻衣さんと深いゆかりのある京都にちなんだ、和のテイストの曲を、これからも、たくさん、期待したくなってきました。例えば、「新・京都三部作」みたいな展開も、大いにありなのではと思いながら、聴いていましたね。そして、「エターナルムーン」と歌うところ、座ったまま思わず、麻衣さんの歌声に合わせて、両手でそっと満月をかたどってしまいました(笑)。
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>この3曲、スクリーンには、基本、コナン君のアニメ映像が流されていて、自分は正直、アニメは門外漢なので、スクリーンの映像に関しては、判らなかったのですが、、、コナン君から麻衣さんファンへになられた方だとかは、このパートの、コナン君のスクリーン映像、自分には全く気がつかないような、感動的な場面が、一杯詰まっていたのかも知れないですね〜♪
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黒砂糖さんが書いている『「京都三部作」でまとめてくるという、凄く説得力のある選曲でした。』は大きく頷きました。私も今回はこのコーナーの選曲としてはこの3曲が最適であったと思います。
私は漫画・アニメには全く興味がなかったのですが、麻衣さんのファンになったのがきっかけでコナンだけは2000年以来ずっと録画して見ています。
コナンに馴染んでいると、このコーナーの楽しさは確実に増幅されます。
コナンに無興味の人と軽いコナンファンは13か14が3曲中1番好きと思っている人がやや多く、ヘビーなコナンファンは15が1番好きと思っている人が多いと想像します。
(黒砂糖さんはコナンを見ていないので認識はないと思いますが、15は毛利欄がついに工藤新一にキスをするシーンがでてくる2019の1月のスペシャルエピソードのテーマソングなのでコナンファンの間では人気が高いと思われます。)
あと、黒砂糖さんがコナンコーナーの曲でペンライトのカラーイメージに関連したことを書いているのは興味深かったです。
私は今回のライブは季節感の意識があまりなく、ひたすら20周年という意識ばかりだったので、普段の自分だったら意識しそうな曲自体の色のイメージや曲とその時の季節感の相互作用による色のイメージは全く頭に浮かびませんでした。(今回はペンライトの色はまったく意識せずに適当に使っていたと思います。)
またまた黒砂糖さんのレポで楽しい時間を過ごすことができました。
ありがとうございます☆
次はいよいよ第3部を読みたいと思います。
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