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時の経つのは、ホントに速いもので、約二ヶ月間のツアーも、気が付くと残りふたつになってしまいました。その一つ目、セミファイナル、日本武道館初日公演に参加してきましたので、感想をちょこっと書きます。今回も、個人的な記憶に基づいた感想が中心ですが、よろしかったらお読みください。
御茶ノ水駅から、歩いて会場を目指しました（笑）。九段下駅のあたりから、左手にお堀を眺めながら坂を上り、門をくぐると、「ああ、武道館だな〜」と、感無量になると同時に、身が引き締まりました。「ライブの聖地」、日本武道館。自分は、三年近く前に、Ｒ・ストーンズを見て以来の武道館です。伝統あるこの会場で、二日間連続で麻衣さんのライブを堪能出来るとは、本当にうれしいものです。大いなる期待と、少しの不安を胸に、武道館に到着しました。
開場前、グッズ売り場でソラさんとお会いして、背中を押してもらって（笑）、あれこれ買い込んでしまい、財布がますます寒くなるのと裏腹に、ぐんぐんテンションが上がりました（笑）。入場後、喫煙所で、栄養ドリンクを飲んで、臨戦態勢完了みたいな（笑）。で、席に戻ってライブを待ちました。前置きが長くてスイマセン。
というわけで、肝心のライブです。セットリストは、以下の通りです。仙台以来、基本的に固定されています。最後のサプライズ（！）を除けば。
01.ダンシング
02.key to my heart
03.Everything's All Right
04.P.S MY SUNSHINE
05.You look at me〜one
06.Love,needing
07.Don't leave me alone
08.Come on! Come on!(バンドメンバーのみでメンバー紹介)
09.駆け抜ける稲妻
10.I sing a song for you
11.happy days
12.明日へ架ける橋
13.Time after time 〜花舞う街で〜
14.Secret of my heart
15.Delicious Way
16.LOVE SICK
17.Love,Day After Tomorrow
18.Stand Up
19.Feel fine!
〜Encore〜
20.Honey,feeling for me
21.Growing of my heart
22.chance for you
23.always
〜Encore2〜
24.Stay by my side
ここからは、いつものように、軽く（？）引っ掛けながら、思いつくままに書いていきます。ちなみにアリーナＡブロックからの参戦。非常に前ですが、非常に端っこでした（笑）。
いやあ、いまだに興奮気味で、冷静になれませんが、全体的に、ツアーの集大成に相応しい、素晴らしいライブだったと思います。ツアー前半では、「アレ？」って思うことが多かったバンド演奏も、すっかり馴染んで、しっかりとマッチしていたし、麻衣さんの歌声の出来も、とてもよかったし、「キュートな失敗」の類（笑）も、「Love,Day〜」の英語のパートを一番と二番、互い違いに歌った位しか、なかったと思います。
何よりも、いつものことながらの何とも言えない声の魅力に、しかも特別な武道館で、浸ることが出来た感動は、いつまでも忘れません（笑）。
セットリストを眺めながら、特に記憶に残っていることをいくつか。
オープニングの「ダンシング」、麻衣さんが登場した時には、さすがにぐっとくるものがありました。歌い始めて、この伝統ある大きな舞台でも、全くペースを崩すことがなく、いつものように、持ち味のビロードタッチのソフトボイスで、とてもスムースに歌っていて、やっぱいいな〜って思いました（笑）。少しの不安は、一曲目で、すっかり解消してしまいました（笑）。
「Everything's〜」あたりは、最初に名古屋で聴いた時は、どうもバンドがうまくグルーヴしてないな〜なんて思ったものでしたが、もうすっかり、馴染んでますね〜。
それ以外に、どの曲も、今ツアーのライブバージョンの、完成形に近いなって思いました。
バラード・パートは今日も、実に素晴らしかったです。個人的には、今後、この手のアレンジの曲を、もっと増やしてもらいたいな〜と思いました。
「I sing a song for you」は、今日も心底、聴き惚れました。その日によって、細かい部分の歌い方が、少し違っていたりするのも、何度でもライブに参加したくなる理由です。この曲や「明日へ架ける橋」は特に、一万人を越える会場が、水を打ったようにシーンと静まって、麻衣さんの歌声に耳を傾けていて、あの「静かな一体感」は、思い出すだけで鳥肌物です。ただ、これは武道館の空調の音なのでしょうか、ゴーッって音がずっと鳴っていて、それがやや、耳障りではありました（笑）。
「明日へ架ける橋」は今日も本当に感動的でした。非常に細かいところですが、エンディングの「辛くてもいま〜」のところの、とびきり美しいビブラートのあと、いつもよりも、もう一呼吸おいて、そこで一回頷いてから、「君が〜」って歌ったのが、とても印象的でした（笑）。
「Stand Up」の「スタンダ〜ップ！」は（笑）、「アリーナのみなさ〜ん」だとか「一階席のみなさ〜ん」だとかって、分けませんでしたね〜。
「Honey,feeling for me」の、サテンドールのコーラスと伴奏だけになるところ、ここでいつも麻衣さんは、「今日は、みなさん、どうもありがとうございました〜」だとかって挨拶することが多いのですが、今日は何も言わずに、とても感慨深げな表情で会場を見渡して、ほんの歌う直前に、小さな声で一言だけ、「ありがとう」と言ったのが、妙に印象的でした（笑）。なぜかこの一言が、妙に、胸に響きました。何か、思い出そうとすると、妙に細かい部分ばっか思い出して、恐縮です（笑）。
「Growing of my heart」は、初めて通して聴きました。いやあ、実にカッコイイ曲だと思いました。この曲では、相変わらずバンドの音圧は高めでしたが、麻衣さんの歌声もちゃんと聴こえたし、何よりもスクリーンに歌詞が表示されているのが、よかったです。
「chance for you」の一万人を越える大合唱は、やはり感動ものでした。ただ、すごく前の方の、すごく端っこだったので、ホール全体の感じはよく判らなくて、この曲に関しては、後ろの席や、スタンド席の方が、より楽しめるのではと、勝手なことを思いました。エンディングの「君のための chance for you〜」のところの歌声、抜群に美しかったですよ〜。毎回、何箇所か、個人的な「のけぞりポイント」があるのですが、今日の一番は、この部分の、特に「for〜」のところのビブラートです（笑）。酒が回るにつれて、細かくなって、スイマセン（笑）。
今日も、まさに、あっという間に「always」だったんですが、その後に、すんばらしい「サプライズ」が用意されていました。「always」が終わり、大いに盛り上がって、同時に、終わってしまった寂しさを噛み締めながら、麻衣さんの再登場を待ちました。麻衣さん登場、それだけでなく、バンドのメンバーも全員登場。僕はてっきり、みんなで手をつないでお辞儀をするのかなと思って、「いいね〜」とか思いながら拍手をしていたところ、なんとバンドのメンバーが、それぞれの持ち場へ散るではありませんか！ 麻衣さんから、「感謝の気持ちをこめてのサプライズです」みたいなＭＣがあって、なんと、フォーラム初日以来、姿を消していた、「Stay by my side」が、ここで復活しました（涙）。これが、実に素晴らしかった！！
少なくとも僕は、こんなに気持ちのこもった「Stay by my side」は、初めて聴きました。何箇所か、歌いながら、涙ぐんでいるようなところもありましたね〜。本当に感動的でした。新曲がどんどん増えて、必然的に、セットリストから消えていく曲が出てくるのは、仕方ないことですが、やっぱ、この曲は、「大切な曲だな」って思いました。
全てが終わって、順番は忘れてしまいましたが、なんと、この大きな会場で、「ありがとうございました〜」の、生声での絶叫がありました（泣）。深々と頭を下げてお辞儀もありました（涙）。「気をつけてお帰りくださ〜い」の一言もありました（泣）。この辺はもう、「感動のフルコース」といった感じでした（笑）。
来年は、まだ行ったことのない場所にも行きたいとのこと。来年のツアーも、実に楽しみです！！
まだまだ書きたいことがあったような気がしますが、切り上げます。大切なことで、忘れていることがあったら、ソラさ〜ん、補完お願いします（笑）。
といった感じで、明日はいよいよ、ファイナルですね。楽しみなような、寂しいような（笑）。いつにも増して、まとまりのない長文で、失礼しました（笑）。
では（笑）。
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- 05/10/29(土) 2:18 -
