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大型の台風の影響で、前日まで、開催出来るのか、ハラハラでしたが、さすがは「晴れ女」こと麻衣さん（笑）。ツアー二日目、名古屋ライブ、無事行われて、遠征してきました。ちょこっと感想を書きます。
名古屋駅に到着してすぐ、腹ごしらえとして、名古屋ラーメンを食べました（笑）。「驛麺通り」という、全国各地のラーメン屋さんが集まっている一角があって、妙に札幌ミソラーメンが食べたい気分でしたが、名古屋に来て札幌って言うのもアレだなと思って、って、そんなことはどうでもいいですね（笑）。
そういうわけで（笑）、肝心のライブです。セットリストは以下の通りです。あちこち回って、それらを参考にして作成しますた（笑）。
01.ダンシング
02.key to my heart
03.Everything's All Right
04.P.S MY SUNSHINE
05.LOVE SICK
06.You look at me〜one
07.Love,needing
08.Don't leave me alone
09.Come on! Come on!（バンドのみ。メンバー紹介。麻衣さん衣装替え）
10.駆け抜ける稲妻
11.I sing a song for you
12.happy days
13.明日へ架ける橋
14.Time after time 〜花舞う街で〜
15.Stay by my side
16..Secret of my heart
（リズム度チェック、みんなで手拍子（笑））
17.Delicious Way
18.Stand Up
19.Feel fine!
(アンコール)
20.Love,Day After Tomorrow
21.Honey,feeling for me
22.chance for you
23.always
客観的なレポは苦手なので（汗）、ここからは、個人的、主観的な感想です。自分、今ツアーは、この名古屋が最初の参戦です。ネタバレ情報を出来るだけシャットアウトして、ほぼマッサラで臨みました。ただし、初日奈良の、最初と最後の曲だけは、知っちゃってました（笑）。でも、ライブ前に、こんなにワクワクドキドキしたのは、生まれて初めての経験でした（笑）。ちなみに、三階席のかなり右寄りからの観覧です（笑）。
まず、相変わらず、生で聴く麻衣さんの歌声、繊細で敏感で、やさしくてやわらかで伸びやかで、独特のリズムと、実に多彩な音色のニュアンスがあって・・・言い出したらキリがないですが（笑）、 この声に生で浸るのは、極上の快感としか言いようのないものでした。これを味わえるだけでも、遠征する甲斐があるってものです（笑）。
全体的に、この声の魅力に心地よく身をゆだねながら、初めて聴く曲に「おお」と思ったり、すんばらしいバラードの表現力に「うわあ」ってうなったり、ハートフルな演出に「アハハ」みたいに思いながら温かな気持ちになったり、所々「アレ？」って思って首をかしげたりしながら（笑）、結局、アッという間に「always」でした（笑）。
ツアーに入る前の、麻衣さんの超多忙なスケジュールなどから、体調が不安視されたり、リハの不足が心配されたりしていましたが、麻衣さんの歌、すっごく良かったですよ。いつもの甘口で恐縮ですが（笑）、新曲が多くて（こんなに沢山披露してくれるとは、思っていませんでした）、それらに関しては、まだまだ歌い込みが足りないようにも感じられましたが、どの曲も、自然体、等身大を感じさせる表現で、フツーに歌いこなしていました。そして、何ていうか、このフツーのレベルが非常に高い。だから十分に楽しめました。それどころか、「Love,needing」の切なげなサビの歌声や、「Honey〜」のサビの、何とも言えないキュートな歌声など、ライブでしか味わえない魅力がたっぷりでした。
そしてバラードでは、全くフツーじゃない表現力（！）で、思わずうなってしまいました（笑）。大きなうねりを感じさせてくれた「Don't leave me alone」もすっごく良かったですが、思わずうなったのは、早い話が「I sing a song for you」のことです。ＦＣイベントの時と同様に、シンプルなピアノの伴奏で、聴き慣れたＣＤバージョンよりも、ずっと表現のレンジが広い、実に表情豊かな歌唱で、もお、心底素晴らしかったなあ・・・。溜め息がでましたよ（笑）。ちと大げさですが、こんなに素晴らしいライブシンガーのファンになれて、本当に幸せだと思った瞬間でした（笑）。麻衣さんのファンになったきっかけって、自分の場合、ほんの偶然でしたからね（笑）。それがなかったら、この感動を知らないままだった筈ですからね。
「明日へ架ける橋」も、特に良かったですね。「○○walker」のインタビューで、ロングツアーを経験することで、喉が強くなったという、頼もしい発言をされていましたが、それを特に実感したのが、この曲の「失っていた 光 輝くよ」に続く、「wowwow〜」（←衛星放送ではありません（笑））のところです。細かくてスイマッセン（笑）。wishツアーの時も、この曲は毎回実に感動的でしたが、偉そうなことを書いて恐縮ですが（笑）、ここの部分だけはもう少しだけ「強さ」が欲しいなって思っていたんですよ。それが、今ツアーの、昨日の名古屋では、見事に声が「光り輝いて」ますた（笑）。
イイことばかり書いてきましたが、実は、最初にも書いたように、「アレ？」って思ったことがあったのも、確かなんです。一応、書いておきますね。たまには、少々辛口の意見ですが（笑）。あ、もちろん、音楽から受ける印象は人それぞれで、たまたま自分がそう感じただけかも知れません。それに、もしかしたら、席が三階の端っこ近くで、センチュリーホールの三階席って相当高い位置にあって、自分のいた場所は、音響的にイマイチだったのが、そう感じた一因でもあったかも知れないです。
で、少々辛口モードで恐縮ですが（笑）、新しいバンド、正直、エクスペリエンスに比べると、まだまだという感が拭えませんでした。エクスペリエンスは、各人が凄いことを実に軽々とやっていて、しかもバンドの一体感も熟成の極みでした。その上、絶妙のＰＡバランスで、麻衣さんの繊細＆敏感な歌声がそこに溶け込むことで、実に気持ちのいいグルーブ感が生み出されていたように感じていましたが、残念ながら昨日の演奏からは、そうしたものは、余り感じられませんでした。特に「Everything's〜」や「Secret〜」や「Love,Day〜」あたりは、明らかに演奏にグルーブ感が不足しているように思いました。「アレ？ この曲は、こんな筈じゃ・・・」みたいな（笑）。個人的な感じですけどね。偉そうなこと書いてスイマセン（笑）。
でもまあ、麻衣さんとエクスペリエンスが長年掛けて熟成してきたものを、急に求めるのは、酷ではありますけどね（笑）。考えてみれば、まだフルライブ二回目のバンドです。メンバー紹介の時に披露してくれた個人技からは、かなりスゴイものを持っていそうなのが伝わってきましたので、今後、ライブを重ねていくことで、麻衣さんとの相互理解も深まって、どんどん良くなっていくことを期待したいですね。
それ以外に、セットリストを眺めながら、印象に残ったことを、つらつらと書いてみます。
「ダンシング」がオープニングだと言うことは、実は知っていましたが、演奏が始まった時は、「ダンシング」だとは思いませんでした。麻衣さんが登場して歌い始めて、「おお、ダンシング」とか思いました（笑）。で、すぐに一旦演奏が中断して、麻衣さんが最初の挨拶するという斬新なアレンジ。何かトラぶったのかと、びっくりしてしまいました（笑）。
二曲目の「key to〜」では、歌い出しのところで、「うう、この声、何とも優しくてイイな〜」って思ったのを、はっきりと覚えています（笑）。
「happy days」のアレンジも、凝っていて面白かったですね。ただ、ここでやるなら、全編バラードでやっても、良かったようにも思いました。
「Time after time」は、相変わらずの素晴らしさだったですが、個人的には、ＦＣイベントのアレンジで、「I sing a song〜」のグループで聴きたかったです。この曲に、手拍子がかぶってくるのは、個人的には、もったいないかなみたいな。最もじっくりと「聴きたい」曲のひとつですからね（笑）。
「リズム度チェック」は、イイ感じでしたよ〜（笑）。三階席って、相当傾斜がついていて、座ったままの体勢で、よく見えることもあって、ほとんどの人が、それまで座って見ていました。みなさん、座ったまま、結構ノッテましたけどね（笑）。
そういう自分も、最初は落ち着いて観たいということもあり、また、小心者であることも手伝って（笑）、それまではずっと座って観ていたんですが、麻衣さんの、「みなさん、立ち上がってください」の一言で、みんな、喜んで、起立（笑）。
その後の、ノリのいい三曲に、客をうまいこと「参加」させるのに、とても効果的だったと思います。麻衣さんはよく、ファンとの一体感って言いますが、それを促すきっかけを、積極的にステージの側から用意するのは、とてもイイと思いました。しかもそれが、背伸びしない、等身大的なやり方で、少なくとも僕は、何とも言えないハートフルな良さを感じました（笑）。
「Honey〜」は、ライブで聴くと改めて、甘くて切なくて、いい曲だな〜と思いました。奈良では、最後がこの曲だったと知っていたのですが、そのつもりでいたので、「always」がセットリストから消えたのかと、少々ビビリました（笑）。
「chance for you」は、「I sing a song〜」と並んで、もうひとつのハイライトだと思いました。この曲のハンドクラップと合唱は、ＣＤでは、賛否両論でしたが、実際にライブで、手を叩きながら麻衣さんと一緒に歌う時の一体感は、体験すると、格別です。一体感と言えば「always」もそうですが、歌うというよりも、手を振るという印象が強いですからね。何よりも、日本語で書かれた歌詞（しかも、こんなに素直でいたわりに満ちた歌詞）を、みんなで歌うところからくる、何とも言えない温かな一体感は、正直、歌いながら、ぐっとこみ上げてくるものがありました（笑）。
ラストの「always」は、相変わらず、すっごい盛り上がりでした。奈良では「Honey〜」がラストだったと最初に知った時は、随分と大胆なことをやってくるなと、ある意味うなったんですよ。一番爆発力のある「ダンシング」で始まって、「導火線」の「導入」で締めくくるなんて、実にひねりが利いてますからね（笑）。でも、「always」の圧倒的な盛り上がりを目の当たりにすると（自分も一番盛り上がりました（笑））、理屈抜きに、やっぱこれが正解ですね（笑）。
終演後、二回も一人で登場して、ファンに感謝の言葉を述べてくれた麻衣さんの姿は、とても素敵でした（笑）。「気を付けてお帰りくださ〜い」という言葉が、今回も温かく、胸に響きました（笑）。
「ライブの後のひそかな楽しみ」は、帰りのバスの時間上、泣く泣く断念（泣）。名古屋へ戻って、夕食にミソカツでも食べようかなと思って、あたりを付けておいた店に行ったら、行列が出来ていて、これも時間的に断念。結局、「驛麺通り」で、札幌ミソラーメンを食べてから帰りました、って、そんなことは全くどうでもいいですね（笑）。
何はともあれ、FUSEツアーは、まだ始まったばかりです。週末は、いよいよ、二日間の国際フォーラムです。今後、ライブを重ねることで、バンドがどう熟成していくのかなど、色々と楽しみですね！！
長文＆偉そうなこと書いて、大変失礼しました（汗）。
では（笑）。
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